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【社会】

「交通事故なくして」 世界犠牲者の日、遺族の会

2007年11月18日 17時55分

 「世界交通事故犠牲者の日」をPRするチラシを配り、安全運転を訴える清水英美さん(右)=18日午後、名古屋市中区

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 家族を失う悲しい事故を増やさないで−。「交通事故被害者遺族の声を届ける会」(川崎市)などは18日、11月の第3日曜日が「世界交通事故犠牲者の日」であることを広めるため、名古屋市や千葉県、東京都でチラシを配り、安全運転を呼び掛けた。

 犠牲者の日は1993年にイギリスの非政府組織(NGO)が提唱したのが始まり。欧州を中心に活動が広がり、2005年に国連総会がこの日を決めた。今回のチラシ配布などの活動は「国内での認知度が低い」として企画された。

 参加した遺族は、それぞれ家族を失った事故現場に白い花を供えて犠牲者を追悼、黄色の風車を立てて車のドライバーの注意を促す取り組みも行った。

(共同)
 

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